レクサス トヨタの挑戦



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レクサスを取り巻く高級車市場の動向

レクサスのことが知りたくて何冊か読んでみました.

本書はレクサスをメインに書かれているものの,BMWやメルセデスなどの動きを絡めた高級車市場の動向に重きが置かれているように感じます.レクサスそのものの開発やブランディングについては比較的サラリと書かれており,この点は「レクサス 完璧主義者たちがつくったプレミアムブランド」(チェスター・ドーソン著,東洋経済新報社)の方が読み応えがあります.
面白いけど…

著者自身も述べていることですがこれは物語といえます。
出てくる専門用語も車関係のものばかりで他のビジネス書の様に当然のごとく経営学等の用語が出てきたりはしません。
故に本の内容は簡単に理解でき、レクサスがどのようにできたのかを楽しみながら知るにはいいと思います。

反面大分簡単に書かれているので力を入れて読むと少し拍子抜け。
基本的にトヨタ関係の本はトヨタ生産方式についての解説やトヨタ流人的資源などが書かれていますが、
この本はトヨタ関係の本としては珍しく、そういったものがないので、簡単に読めてしまいます。

繰り返しますが、トヨタについての研究本というよりはレクサスストーリーであるので、
そう思って読んでいただければ小説感覚で楽しめると思います。
ビジネス書入門、もしくはレクサスストーリーを知るにはいいと思います。
参考までに私は力を入れて拍子抜けしました。
でも見方を変えるとさくさく読めて楽しめました。
トヨタ概論

「レクサス」というよりは「トヨタ」を知りたい人のための本だ。
トヨタ発祥の歴史から、レクサスの現在まで、通史的にあっさり
書かれている。トヨタ、そしてレクサスの全体像を掴むには適して
いる。この本を最初に読み、トヨタ・レクサスの興味のある部分、
掘り下げたい部分について書かれた本へ進んで行く、そのような
位置づけの本だと思う。

レクサス以外の話が1/3

徹底的にレクサスの話かとおもいきや、1/3が他社ブランドの話、歴史、トヨタの現状にて話を濁している。トヨタ関連の本を余り読んでいない方には新鮮だろうが、これだけトヨタ関連の本が出回っている中、お茶を濁された気分が非常に強かった。
最初は面白いけど

85年以降のレクサスの開発、米での販売チャネル開拓などがわかりやすく書かれていてどんどん読めてしまう。対米輸出台数制限下での利益率向上を狙い、BMW、ベンツ等の高級車市場への参入に賭け成功したトヨタ。さらに具体的な事例を期待していたところに、終盤のBMW、ベンツ、トヨタの話がレクサスと直接関係なく後味が悪い。



日本経済新聞社
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